近年の美容業界には様々な雇用形態があります。雇用形態によって、それぞれ契約内容や勤務時間・社会保険の有無など様々です。
そんな美容業界の雇用形態を比較研究しましたのでご紹介します。

近年増えている業務委託について

業務委託の雇用形態

メリット

• 自由度が高い。（自分の顧客を連れてくる。出勤時間・出勤日数は自由。）
• 売上を高くとれると収入がたくさん稼げる。完全出来高払い制。
  （昨今は、集客は委託サロン自身がするパターンが多いです。）

デメリット

• 個人事業主登録の必要性がある。（事業主なので税金も自己責任・確定申告）
• サロンに集客力がない場合があると収入が厳しい。
• 社会保険も自分で加入する。（個人事業主なので雇用保険はなし）
• 交通費は自分で負担する。（給料という形ではないため）
• 働く時は、ワンツーマンでヘルプは一切ない。
• なにかお客様にトラブルを与えた場合の責任は自己責任。
• 独立するまでに時間がかかりすぎると新創業融資制度を利用できなくなる。（2年以内）
• レッスンが無く、技術力を磨く場は現場メインとなる。

業務委託を選択する判断基準

以前働いていた時自分自身がどれくらいの売上をあげていたというのがひとつの検討材料になります。なぜかというと完全出来高払いだからです。
売上のパーセンテージ「指名売上とフリー売上で異なるパターンが多い」で自分の収入が決まります。したがって、今まで数字をあげる能力がある人は稼げる。数字をあげられない人は稼げないという形となります。

技術も今まで培ったもので対応することになります。自己責任で全てやれるという美容師さんは腕試しに良いかもしれません。

正社員雇用について

正社員の雇用形態

メリット

• 雇用期間に定めがない。
• 昇格・昇給の機会がある。（店長・フランチャイズオーナーにもなれる可能性があり、歩合もある。）
• 教育の機会が多い。
• トラブルが起こった時もサロンが責任を持ってくれる。

デメリット

• 月給を時給換算すると、他雇用形態より低い場合がある。
• 異動や転勤が発生する。
• 降格や減給がある。
• 長期休暇がとりにくい。
• 休みが少ない。
• 拘束時間が長い。

アルバイト・パート雇用について

アルバイト・パートの雇用形態

メリット

• 比較的もともと社員でいた為、お休みや時間の調整をしてもらえる。
• 急なお休みなども比較的お許しいただけることがある。
• トラブルが起こった時もサロンが責任を持ってくれる。

デメリット

• 時給が安い。
• 社会保険加入があまりない。
• 有期雇用の為期間満了の可能性がある。

おすすめのOL型美容師派遣について

OL型美容師派遣は、特許庁よりコンティフォースが商標登録をとっている、日本で唯一の美容派遣です。

OL型美容師派遣の雇用形態

おすすめポイント

• 勤務時間が決まっている（1日9時間拘束）
  ※但しお子様いる方は17時までという勤務の方もいらっしゃいます。
• 長期的に1つのサロンで働ける
  ※期間が決まっている方もご勤務いただけるサロンあります。
• 週休2日をとれる
  ※週5～6日で勤務されている方や週1日で勤務されている方もいます。
• シフトをコンティフォースが管理しているサロンがあり。お休み希望を確実に休みにできるサロンがある。
• 社会保険完備
• 損害責任保険に加入しているのでトラブルがあっても解決できる。